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遺産配分(推理小説/著者:廣木 涼)

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【作品紹介】
マジシャンが書いた推理小説第2段。
コミカルでもありシリアスでもある、読者挑戦型の本格推理。
あなたは、この謎が解けるか?

謎解きに必要な手掛かりは、すべて本文の中に。(『』内は原文より抜粋)


事件は福岡市博多区の高級マンションで起こった。悪徳金融会社社長が殺されたのである。捜査が進むと、莫大な遺産が明らかとなり、やがて容疑者は被害者の妻と2人の息子に絞り込まれる。
しかし、事件時刻、容疑者たちはそれぞれ、犯行不可能な状況にいた。
ひとりは病院の病室という“密室”に閉じ込められていたし、またひとりはFacebookの投稿により“鉄壁のアリバイ”を保持していた。残るひとりにとっては、事件現場は“心理的な密室”であった上に、事件時刻にはLINEで通話中であったという。
三者三様の犯行不可能状況に対し、捜査陣はどう切り込むのか。


この事件に挑むのは、個性豊かな探偵と刑事たち。

口の下手な新人刑事の北条貴志。
『すいません!センパイが遅刻するのは週に4回ぐらいですよね!“いつも”ではありません!』

不躾な新米女刑事の滝景子。
『あら。正面から指差してるのよ?いいじゃない、後ろ指じゃないのだからね』

薄毛で叩き上げの中年警部補、飯山富男。
『おまえに権威なんてあるか、馬鹿新米が』

捜査一課の好青年、高岩徹。
『どうしました、滝さん?』

 アイドル女子高生風の女刑事、黒井安澄。
『はぁい。なんですかぁ?』

福岡なまりの課長警視、大月直人。
『何ばしようとか、お前たち?』

こだわりの強い安楽椅子探偵の阿波川勇斗。
『なにごともカタチから入るタチでしてね』


様々な疑惑、様々な推理。
『Facebookのアリバイなんて、インチキに決まってるじゃない!』
『そんなの、監視カメラに細工をすればどうにでもなるじゃないのよ!』
『LINEの位置情報オフなんて、あからさまに怪しいじゃないのよ!』
『共犯なんじゃないかしら?』
『むしろ逆なのかもしれないね』


殺害の動機は?
トリックはあるのか?
容疑者たちが口を閉ざすのは何のため?

それらはすべて解決編で明らかに。
読み終えた後の爽快感をお楽しみください。


【作者紹介】
廣木涼。クロースアップマジシャン。
2015年にマジシャンとしてデビュー。2016年に第1作『十字架は誰の手に』出版。
ストリートでのクロースアップマジックを本職とし、2015年にはヨーロッパ5ヶ国、2016年にはアメリカとオーストラリアで活動。
元サラリーマン研究者。専門は有機化学。

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